1973-06-01 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第27号
「国鉄は昭和三十二年度から老朽資産の取替えを主眼とする第一次五箇年計画、さらに昭和三十六年度から輸送力増強、近代化及び保安対策を主眼とする第二次五箇年計画によつて、輸送力の増強に努めてきたが、投資資金が過少であったことに加えて、」云々と書いてあります。こういうふうに、投資資金が過少というものがいままでも何べんかいわれたわけでございます。
「国鉄は昭和三十二年度から老朽資産の取替えを主眼とする第一次五箇年計画、さらに昭和三十六年度から輸送力増強、近代化及び保安対策を主眼とする第二次五箇年計画によつて、輸送力の増強に努めてきたが、投資資金が過少であったことに加えて、」云々と書いてあります。こういうふうに、投資資金が過少というものがいままでも何べんかいわれたわけでございます。
将来においてはこれによつて輸送コストの引き下げを行い、そうして国民経済としての輸送のエックスペンスを減らしていく。これがためにはさしあたつて近代化のために必要な資金の投入を行い、そして合理化を上げる設備を増していかなければならぬ。具体的に申しますれば電化であり、あるいはディーゼル化であり、あるいはいろいろの作業の機械化という点にあると思うのでございます。
そういう点について検討いたしておるわけでございますが、大体の考え方といたしましては、まず第一に、現地におきまして積出しの場合に全量燻蒸をする、そういうことによつて輸送中の発生も、これを防止できるのじやなかろうかということを考えております。
というのはもうその附近だけで消化し切れないほどあるわけですから、例えば層雲峡等におきましては、そういうところを、遠い所から運賃のためにそれを受けないで、近くの業者のものを買えば大体それでいいのだということになると、その処理というものは業者に余れば払下げるということになると思うのですが、業者が相当輸送して行つて、利益をとつて、そして被害者に売るというのであるから、結果においては業者はその間利益をとつて輸送
なお六千万円追加いたしました理由は、失業者を或いはトラック等によつて輸送しますとか、或いは収容施設も若干は要るわけでございますし、又監督経費等も若干は普通の公共事業より殖えるわけでありますが、そういうものを見込んで余分に新たに計上いたしたわけであります。 その次の災害復旧費でございますが、これにつきましては次の第二表を御覧願いたいと思います。
これに対してこれは契約上は相手方が納めなければ後払契約を解除して正規な我々の、我々のといいますか、普通の運賃を払つて輸送する、この方法に移行することになつておるのでありますが、それの処理が遅れて後払運賃が相当未収のまま溜つているという状況であります。これも速かに解除するものは解除して、そうしてその債権の取立てをするということに対する真剣な努力が必要ではないかと考える次第であります。
たとえば道南海運の場合におきましても、従来から繁忙期におきましては、これだけの積みかえ料をとつて輸送されておつた品物もあるわけであります。また定期船の場合におきましても、従来から船で運ばれておる品物もあるわけでございます。
次にまたただいま御指摘のように、タクシー、ハイヤーというものが飽和状態あるいはそれ以上になつて、輸送と需要とマッチしないために無理をするのではないかという御指摘でございますが、これはどうもはつきりしないことでございます。われわれ携わつております交通機関におきまして、景気の変動を最も受けるものはタクシー、ハイヤーの面に多いわけでございます。
即ち、砂利は地下資源であつて、人力又は機械力を駆使して採取するものであること、従いまして権利関係の錯雑しておる土地、河川と密接な関連のあること、河川内の採取につきましては知事の許可が必要であること、私有地からの採取について地主の承諾を要するものであること、砂利需要地までは鉄道、船舶又はトラツク等による輸送が必要であること、鉄道輸送の場合には発駅又は積込場までトラツク又はガソリンカー等によつて輸送が必要
従つて輸送の面は多少ずれて遺憾の点が出るかも知れないが、一応今年は見送つて、来年度においてはその見通しというものがもう一つはつきりして参りますから、それによつて進む。
要するに商社の責任を、政府との契約において、横浜なら横浜、神戸なら神戸に上つたときから日本政府の責任であるという契約にすれば、商社だつて、輸送から保管から買付から非常に慎重にやる。自分の会社が損をしてはいかぬからね。ところが黄変米を買つて来て、内心は、これは政府が買い取つてくれる、損が出れば政府だということを言つておる。
ほかのタイやビルマと同様に、政府みずからが買つて、輸送その他の関係だけを商社に取扱わせるというような御方針でございましようか、承りたいと思います。
○説明員(唐沢勲君) この委員会は、今お話のありました通り、民衆駅或いは国鉄の財産であつて、輸送等に直接使われていないような、そういう財産、部外使用、そういう問題についての委員会でありまして、ほかの問題には触れておらないわけでございます。
○間瀬説明員 私どもの方といたしましては、四十名というような大量の休暇をとられまして、それによつて輸送が確保できるということは、この年末繁忙期においては、とうてい考えられませんので、そういう申合せに応ずるというようなことも、当然ないことであります。私の方から挑戦をするというような考えは、毛頭持つておらなかつたのであります。
一方、三等の旅客の輸送につきましても今年の苦しい財政の中におきましても、車の寿命を特別修繕によつてできるだけ伸ばすとか、或いは廃車と新車の製造をうまくからみ合せまして車を確保するとか、或いは車の運用効率を更によくするように工夫するということによつて輸送力を増強する計画を立てておりますので、運賃改正によつて輸送面における圧迫といいますか、そう困つたようなことはないというふうに考えております。
そのほかに運用の合理化というものを徹底的に行いまして、いわゆる無形の客車の捻出ということによつて輸送力の拡充をして参りたい、かように考えております。
道がよくなつて輸送力が多くなつて、早くなつて耐久力がよくなるならば、それがガソリン税と比較しまして必ずいいという状態が私は来得るものだと思うのでございますから、これは一つ御辛抱願わなければならんと思うのでございます。
○大倉精一君 運用効率を上げるということは言うべくしてなかなかこの運用効率を上げることによつて輸送力を殖やすことは非常に困難だと思います。特に老朽車あたりを見ますというと、殆んど十万両ある貨車の中で大体使えない廃車のものが一万七千両或いは二万両近くもある。
○説明員(石井昭正君) 御指摘の点は誠に御尤もでございまして、私どももできるだけ車両の増備ということによつて輸送力の改善を図りたいと存じております。結局問題は工事資金の資金額でございまして、資金の調達或いは外部資金、自己資金、いずれの方面からももう少し充実して頂かなければなかなか御要望に副うような改善に近付くことができないということを大変遺憾に存じております。
○大倉精一君 三つか四つの点について質問したいと思うのですが、昨日の予算の御説明のときに、本年度は貨車の新造ということは計画をせずに、合理化によつてこの輸送の増強を図るというようなお話があつたと記憶しておりまするが、この合理化によつて輸送の増強を図るという具体的の意味がどういう意味か御答弁を願いたいと思います。
私のものの考え方は、この旧法においても精神は出ているわけでございますが、いますが実施されないとしても、この改正された日本国有鉄道法ではより具体的にその点が明らかになつておるわけですが、あなた方役員以下全職員の必死の努力に上つて輸送から上つた利益金、それから国会が承認した当初予算の節減等は、これは国鉄総裁と運輸大臣との話合いにおいて、当然年度内においてこのことが職員に還元さるべきものだというのが私のものの
それからその島外との輸送、いわゆる四国と本土との輸送は、宇高鉄道輸送が年間百五万トンのほかは、海上輸送年間五百十万トンに依存するのであつて、物資の八割が汽船か或いは機帆船によつて輸送せられておるという状態でありますから、自然海運というものは非常に重要性を認められておるわけであります。